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テニスと芝居とアイドルと

宝箱の中身は、今も。

本当はね、こんな記事書いたらだめだろうな、って思ってたから。でもふとしたことがきっかけで吐き出したくなって、公開せずに下書きに残ってた。でも、きょうあったことが、ほんとうにすごいことで。だから。許してほしい。私が、昔大好きだった、今もなお、好きだなぁって思っている、グループの話をすること。

 

モーニング娘。の所謂黄金期は本当に国民的な人気と存在感。そんな彼女たちにはまってた幼い女の子が、日曜のお昼にやってる冠番組を見ずにいられるだろうか?いやいられまい。

というわけで私は勿論ハロモニを毎週見てました。するとね、あったんですよ。そのあとに「Ya-Ya-yah」という番組が。

日曜昼間の1時間。ハロモニYa-Ya-yahっていうのは、私の中でもうワンセットだった。毎週見るのが当然になっていった。

だから私は「ジャニーズ」がどういうものか、「ジャニーズJr.とジャニーズのの違い」なんていう小難しいことは知らないけど「Ya-Ya-yah」好き、なんて思ってた。

私の中に、2005年くらいまではモーニング娘。の記憶がある。小春が加入したことも、彼女がきらレボやってたことも覚えてる。

そして、Ya-Ya-yahの「愛しのプレイガール」は覚えている。ってことは、2006年くらいまではやっぱり好きだったんじゃないかと思う。

なんで、「思う」なのか、っていうのが、もうだいぶ曖昧になってしまったからだ。

曖昧になってしまっているのに、どんな番組だった、なんて詳細に語れるわけでもないのに、私の記憶に、感情に、「大好きだった」ってことだけがしっかりこびりついて、離れない。それは、10年経った今でも、ずっと。むしろ思い出補正みたいなものもかかって、その気持ちは、心の底で膨らんでいくばかりなんだろうとも、思う。

 

想いは残っていても記憶は薄れている、でも私の中で、確かな衝撃として残っている。

2007年。

Hey! Say! JUMPが、デビューした。

 

私は正直、金八先生の時に「光と太陽と薮が出るのは嬉しいけど、翔央は???なんで???」って思ってたし、いざ見てみると、光はスポットの当たるメインの生徒、太陽も結構重要どころな役をもらっていたのに、薮は、なんだか一生徒って感じだったのに、すごく違和感があった。同じグループから翔央1人だけ選ばれないことも、3人選ばれたうちの薮1人だけ、大勢の中の1人になってしまっていたのも。そう思った記憶だけは、やけにはっきりと覚えている。

そしてだ、JUMPがデビューして、メンバーの中におかしな名前があった。あるいは、あるはずの名前はなかった。薮宏太、八乙女光、2人の名前しかない。鮎川太陽山下翔央の名前が、そこにはない。

ついこの間まで、新しい曲だって出してたじゃないか。なのにどうして????私の頭は疑問符でいっぱいだった。

そもそも、「デビューする」とはなんだろう。確かにあの4人で出したCDではなかった、でも、「Ya-Ya-Yah」はCDデビューを確かに果たし、沢山のオリジナル曲を持っていて、ユニット名の名がついた冠番組を長年続けていた。しかも、単独コンサートだって数回こなしていたわけで。

それでも彼らはあくまで「ジャニーズJr.」で、「デビュー組」じゃなかった。今思い返しても、「ジャニーズのデビュー」の基準がやっぱり良くわからない。

今思えば、本当にあの頃の私は「ジャニーズが好き」というよりも「Ya-Ya-yahが好き」だったんだろう。あのグループが、番組が、好きだった。だからほかのJr.がどうとかいうのも詳しく知らなかった。

でも、それでも、薮と光を応援したい、しなきゃ、と思ったんだ。

なのにテレビで見ても、見ても、目立つのは7のメンバー。言葉として認識してたわけではないんだけど、「ああ、この子達が推されているんだ」っていうのは感覚として分かってしまった。あんなに楽しそうに歌っていた筈の2人は、端に追いやられて、歌割なんて全然なくて。次々ドラマにでる7の子達。JUMP皆が出るようなCMでも、画面にアップで映るメンバーは決まっていて。私は、2人がうつっている姿を探さないと、見つけられない。

大好きだったグループがなくなって、それでもせめてって思ったのに。大好きだった2人の笑顔どころか、姿も活躍もろくに見れなくなって。なんのために2人が選ばれたのって、何のためにこのグループになったのって、本当に苦しくなって。だから、見なくなった。探そうとしなくなった。

 

私なんかよりずっとずっと本気で、心のそこから応援していたファンだっていたし、何より本人たちの方が思うところなんてもっとずっと筈だ。

 そしてその時離れていくことを選択したファンも、2人を応援することを決めたファンもいたはずなんだ。

  私は、どっちつかずだった。苦しかった想いに、全部全部蓋をした、遠ざけた。遠くから、「JUMP」を、「2人」をなんとなく好きだなぁ、頑張って欲しいなぁ、って。

それが一番苦しくないことだった。なかったことにするには、私の中に残りすぎているし、深くはまって応援するのは、苦しすぎた。

 

でももう今の私は、素直にJUMP見たら可愛いなぁって思えるし、ほかのメンバーを見ても可愛いな、かっこいいな、って思ったりする。パフォーマンスを見て心が苦しくなることなくて、ただただ見とれたりして。

でも、去年、というか2015~2016年にまたいだカウントダウンコンサート。そのカウコンの時の事前番組に、小さいころの薮がうつってて。また発作みたいに、ああ大好きだったな、って思って。

今私は、まあいわゆるジャニオタで。嵐のファンで。けどきっと、Ya-Ya-Yahがデビューしてくれたら、私はきっと彼らを推してたしその時点でジャニオタになったんだろうな、って。ふと、たまに。ありえない未来を妄想してしまう。

 

でもね、何度も言うけど、今の彼らを、彼らの10年の歩みを否定したいわけじゃないし、否定する気もない。

だから、こんなこというのだめかな、って。

何年もの間JUMPとしての彼らをちゃんと見てこなかった、まっすぐ応援してこなかった私が、未練がましくYa-Ya-Yahが好きなんて、今を否定するみたいなこと言っちゃだめだよな、とも思うこともあって。

 

でも、きょう。帝劇で行われてるJr.の舞台「ジャニーズオールスターズアイランド」、回替わりでデビュー組がゲストに出演しているらしいそれに、薮と光が、ゲストで出演した、というレポが回ってきた。

「Just wanna lovin' you」「愛しのプレイガール」という、Ya-Ya-Yah時代の曲を、しかも、JUMP名義としてじゃなく、「Ya-Ya-Yah」名義で披露した、と。

それを見た瞬間、自分の感情が壊れた、と思った。嬉しいのか、寂しいのか、感激したのか、悲しいのか、うらやましいのか、もう何もわからない。ただ泣きたくなった。

 

2007年は、彼らがデビューした年であると同時に、4人の彼らがいなくなった年でもあって。今年で10年、JUMPデビュー10周年であるこの年に、彼ら2人が「Ya-Ya-Yah」を名乗ってパフォーマンスした、その事実が。彼らの存在が過ぎ去った過去のものではなく、「今」のものとして存在するという、この現実が。

自然消滅したと思っていたけれど、彼らはまだ現役で「Ya-Ya-Yah」を名乗ることが、あり得るんだと、許されるんだということだろうか…、どう受け止めたらいいのだろう。

 

ねえ、私は、昔好きだったね、懐かしいね、って過去にしなくてもいいんですか。好きだって、まだ言うことが許されますか。

宝箱にしまい込んだかつての、淡い思い出にしなくても。

今ある感情だと。

…懐古するだけじゃない、今を受け入れずに過去に固執してるわけじゃないんだと。これを「現在」のものだと、言っても、いいんですか。

きっと思い出補正だってかかって、美化されてる部分とかだってあるかもしれない、でも、それでも。

今なお、こんな、イベントのレポ1つで、ここまで心が揺さぶられるんだから。

 

やっぱり私は、「Ya-Ya-Yah」が好きなのだ。私にとって彼らは、特別な存在なのだ。