宝塚から少女漫画に
モーニング娘。’16春ツアー2016「EMOTION IN MOTION」福岡夜公演行ってきましたー!はい、というわけで感想です。いつの話だよというツッコミはそっと胸にしまってくださいね!!!(※コンサートは4月10日に開催されたものです)
基本的に初日セットリストのバレは見ちゃう人間なのですが。今回セットリストの中に含まれているとある曲に、私はめちゃくちゃ嬉しくなりました。「チケット取れててよかったー!!!」と叫びそうになりました。
その曲っていうのは、ハロステでも取り上げられた「Mr.moonlight~愛のビッグバンド~」!
この曲は私が幼少期にモー娘。にはまっていた頃、めちゃくちゃ好きだった曲でした。というのも、この曲は男役3人メイン、それにほかのメンバーが娘役という構成の、まるでミュージカルのような雰囲気すらある楽曲。中性的な人(かっこいい女性とか)にはまりやすい、かつ舞台を見るのが大好きだった私が、はまらないわけがない曲。
それ推しであるくどぅーにやってもらえる、ということが判明し、かつハロステで映像見て「え、私これ生で見れるの???死なない????」なんて思ってたわけで。
実際に生で見て…かろうじて生きてます大丈夫ですってくらい、ただただほあああって感嘆するしかできませんでした…。
元祖の3人は、男装の麗人っていう感じで。まさしく宝塚の男役のような風格。歌唱も含めて王道正統派ミュージカル!といったテイストに。
さてミスムンパフォーマンスといえば、次に語るべきはこの人でしょう。高橋愛。
愛ちゃんのミスムンは王子様でした。舞台歌唱的歌い方にあのビジュアルで本当に王子様のようなかっこよさだった。
で、今回。くどぅー、えりぽん、まりあの3人が男役。ここにまりあをいれてくれた人に感謝しかない…。元々イケメン枠にカウントされてた2人に正統美少女なまりあをいれて、でもそれがまたはまっていて。
で、この3人なんですが、美少女なんですよ。めちゃくちゃかわいいんだ。でもイケメンだった…。まだ若いってのもあるんだろうけど、細身でスラっとした、そして凛とした美しさかっこよさを兼ね備えた3人のビジュアルに、女性としては少しハスキーな低めの歌声。3人は歌唱面っていうポジションではないんだけど、だからこその未成熟な魅力が、彼女たちをまるで少女漫画のヒーローのように見せてくれた。
この曲って、この独特な歌割編成(男役メイン3名にほかの娘役がコーラス的位置づけ)で、だからこそこの男役を誰がやるかで曲が与える印象は全く違ったものになる。
大好きなこの曲を、新たな形で生で見ることができた幸せよ…。
メンバーの卒業加入を繰り返してきた娘。だからこそ、受け継ぎつつも新たな形として魅せてくれるんだなぁ、と。
ほんと、私はこの曲を、この3人メインで見ることができて、本当に嬉しかった。