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テニスと芝居とアイドルと

おてふぇす感想②:恋のフリックを刻み込め~KEEP GOING ON!まで

はい、おてふぇす感想第二弾です。というわけで、いっきまーす。

 

★恋のフリックを刻み込めーWaitingRisingBeatー
先生が新曲を作りました、と。
いやいや待って?Twitterとかでも新曲作ったなんてお話されてませんでしたよね!?まじですか!!
ってびっくりしてて。そうしたらですよ、後ろのモニターに超絶見覚えのあるロゴが出てるじゃないですか。
えっテニラビのロゴやん、イラストやん…?いったいどういうことなんだこれは。
歌が始まる。テニラビキービジュアル(タイトル画面のあれ)のイラストを使った、キャラ紹介→Nカードの立ち絵を使った全学校紹介というめちゃくちゃかっこいいPVが流れ始める。なにこれ!?
でも目の前で先生が歌って、踊ってくださってて、そっちも見たい!!!!目が足りない!!
というキャパオーバーの中で、ふと、ほんといまさらなタイミングで気づいた。
「ていうかこの曲…タイトル画面のあの曲やんけ!!」
ずっと、この曲いいよなーキャラソンとか…ならないんですかね…?って思ってたやつが…ほんとうに歌詞のついた歌になった…えぇ…???
なんだ一体今日いくつサプライズあるんだ。頭が追い付かないよ先生。
先生のダンスかっこよかったし可愛かったしでずるい。あんな魅力的な映像流しておいて、客の意識がそっちに向きそうになるのに一切手を抜かずダンスまでがっつりされる先生を見ずにはいられなくてずっと画面と先生とをキョロキョロしてた。
映像の話をすると、ノーツ降り注ぐ中、実装済みキャラソンのジャケ写が反転→プレイアブルの時のちびキャラ降臨、な演出があったんですけど!めちゃくちゃ素敵だったんですよー!!(なんかfgoの召喚画面とかそんな感じの!)
あと、途中ガチャのSSRのセリフ演出で許斐先生の名言出たんですけど、
(昔アニメイトで貰えたブロマイドの先生の名言、「まだ誰も通っていない道は、ないか」
「ファンのみんなが僕の原動力です」の2つ。属性は緑と赤だったかな)
しかも!!あのちびキャラの作画で許斐先生が!!
えっこれ実装来ますか来ますよね課金します!!!!
ていうかこのPV売ってください何度でもみたい。
(とか書いてるうちに公式さんが公開決定情報出してくれた、神では?)

先生曰く。テニラビの運営さんの方から「テニラビ主題歌でもあるリョーマのRisingBeatをカバーしませんか」と提案を受け、「タイトル画面で流れるあの曲に歌詞をつけて歌にしませんか」と逆に提案したくださったようで。えっ…神は本当に神なんですか。
運営さんも最初の提案の時点でも最高な提案なのに、先生の逆提案受け入れてこんな素敵PVまで!
これいつCDで聞けるの…とか、先生の実装は…とか思ってて。
客席から「先生実装してー!!」の声に「ブシロードさんにお願いしてみて」と笑う先生。
そしたら夜公演でこの楽曲がまさかまさかの先生の誕生日からテニラビで配信されると発表されたらしく。最高すぎてもう言葉もない。

えーと、この時だったかな。またもサプライズ発表!
「フェスティバルは突然に、今日の17:00から限定配信決定です!!」
私は泣き崩れた。
このタイミングでそれはずるい、ほんとうにズルすぎるサプライズだった。

 

☆悲しいね…キミが近すぎて
これは先生が作った、キャラがキャラとして紙面の向こうの読者に思いを寄せるという、他に例を見ない楽曲。
スクリーンに映し出される、白い背景の中にある青い装丁のハードカバーのような本。その本がパラパラと開かれ、そこから飛び出てくるように画面に原作絵の顔アップが映る。侑士、ブン太、幸村、不二、手塚、永四郎の6名。
ソロパートで歌い継ぐ形だったんだけど、そのキャラのパートになる度に回転扉のようにその原作絵が回転し、VRのキャラが現れて歌う、という流れ。本の中から飛び出してきて、読者への思いを歌に込めていく彼ら。歌割りがとにかくずるくて。歌い方も、その時の仕草もそれぞれ違って。どのキャラも、らしすぎて。特にブン太は感情をこめまくって、ひざを折るくらいに。
ラストの方は全員で歌って、そして歌い終わると彼らは去っていき、また原作絵のパネルのような状態になり、その絵もまた、白いページに吸い込まれて、本が閉じられる。
この楽曲をキャラに歌わせるのに、こんな完璧でずるすぎる演出ありますか…!?しんどい、ある意味ものすごく現実を突きつけられる。
でもですよ、紙面の向こうから、読者への想いを伝えるためだけに3次元に出てきてくれるなんて、むしろ限りなく現実に即した、最上で最高の夢なのでは?

 

★like bored days
お次に登場したのは、白石!
けど先生がいない…?なんて思っていたら、白石がある一方を指して「先生!!」と叫ぶ。
へ?と思ったら、扉が開き、目の前を先生が駆けていきました。
このタイミングで客席から登場するなんて聞いてないです先生!!!!つ、通路近くの席で良かった…先生を一瞬とはいえこんなお近くで見れるなんて…。
あと私この曲めちゃくちゃ好きなんですよ。主題歌みたいな疾走感と爽やかさ。一気に楽しく明るい気分に!

先生と白石の話は、フランス戦を踏まえての白石の想いを。
原作最新時間軸のキャラの心境を、本人から語ってもらえるってそんなことあります…?種ヶ島先輩への感謝を伝え、そして、もう1曲歌いたい、と。

 

☆go on
この流れで、語りで、この曲はズルすぎる…!!この曲はデュエットではなく、白石のソロ。先生は下手側の階段に腰掛け、白石の歌を聞いてらっしゃって。そのステージにある優しくて、切なくなる光景に、響く歌声に、胸がきゅっと締め付けられた。
よぎるのは、テニフェス2016のあの時間。さっきの白石がしてくれた話とか、細谷さんのこととかも重なって。CDで聴いてたよりずっと、曲への想いが深まって。
白石の2曲のチョイス、本当にずるいなぁ。

歌い終わり、最後に先生と一緒にいつものあれをやりたい、と言って
先生と2人で「んー、エクシタシー!」と決める。
しっとりした空気をガラッと切り替えて盛り上げてくれた。さっすが四天宝寺ですわ、最高!
そこに来たのは不二先輩!よかったら不二くんも一緒にどうや?と誘う白石を、あっさり「遠慮しておくよ」と断る不二先輩。

白石が去った後、「彼、フランス戦以降やたらとポーズをとるようになりましたね」なんて会話を。ここで先生に振られて燕返しのポーズしてくれました!先生には素直な王子様たち可愛い。

 

★大好き
「先生が作ってくれたあの曲を一緒に」そう言って不二先輩が選んだのはこの曲。
一体何歌うんだろうなー、と思ってたけど、そりゃ確かにこれだわと納得。この曲を先生と不二先輩のデュエットで聞けるなんて最高だな……。
悲しいね…キミが近すぎてを歌った不二先輩にこれを歌われるとダメ押し感強すぎません…?最後に「みんな、大好きだよ」と言ってくれて多分会場中が恋に落ちた(主語がでかいオタク)。

さて、不二先輩、と来たらもうこれはお察しの通りってな感じに手塚登場。
手塚の様子を回り込むような姿勢で伺う不二先輩。「手塚、なんだか前よりいきいきしてるね」なんかもうこの辺の不二先輩の思いがけない行動とそれになんだ?って首傾げる手塚という図が、らしすぎて。
手塚はドイツ勢と日本食を食べに行った。プロが3人も居るから学ぶことが多い、と話してくれて。
先生が「ドイツに行く前最後に試合したのが不二くんだったよね」と言い、2人のデュエットに。

 

☆たとえば今…
どっち歌うんだ?と一瞬思って、けど流れてきたメロディにだよな、と即座に納得。
あのやり取りのあとだもんそりゃ「ここ僕」ではなくこっちだよな、と。
分かってたのに!納得したのに!
この曲を青学ジャージの不二先輩と、ドイツジャージの手塚で歌われるしんどさったら無いですよ。衣装で曲の深みが増す、なんてどんだけにくい演出をしてくれちゃってるんですか。
見つめあって、けれど違うジャージで。背負うものが変わっても、道が2つに分かれても、と歌い上げる2人に泣いた。
「道がわかれても目指す先は同じだ」
「君の背を見失わない、そしていつか君の1歩先へ」
間奏での2人のやり取りずっっるい。
不二先輩の誓いと、それを受け止める手塚が、本当にかっこよかった。

 

★Decide
ドイツに行ったこと、後悔してない?と先生に聞かれ、どこに居ても自分は変わらない、青学の皆と過ごした時間は誇りだという手塚が選んだのはこの曲。
同じ理由を語り、彼は昨年のバースデーライブでもこの曲を選んだ。今の彼の意志の、誓いの、想いの最もあらわれた曲なのだな、とドイツジャージの手塚を見ながら、なんだか身が引き締まる想いに。
先生と手塚が青い炎を手から出してて(この演出はバースデーライブでも見られたやつ)
昨年10月7日のあの日のことも、思い出した。私は妙に感慨深くなってしまったけど、手塚と先生の炎初見だった人じゃびっくりしたんじゃないかとふと今更。

さて、手塚と来て次に来るのは誰だ?ってそりゃもう跡部様でしょう。という感じに跡部さん登場!
前回同様なんだか微妙に噛み合ってない手塚と跡部のやり取り。(このあとの展開のせいでやり取り全部吹っ飛んだ、円盤ください補完させてください)

そして恒例氷帝コール!これほんと跡部さんに向けてできるの幸せすぎませんか。パチーン、のあとに「ランウェイじゃねーの!」って言われてえっ?私今ファッションショーにきてる???ってなったり。(ランウェイって聞くとそれしかでてこない)
今回氷帝メンバーをもう1人呼んでくれたことへの感謝を述べる跡部さん。先生が相手の時の跡部さんの丁寧な話し方好きなんだよなぁ。
入学当初の侑士との試合で、「ただ自分一人が強くて頂点に立てばいい」と思ってた跡部さんが、「チームで全国優勝したい」と思うようになった」と話してくれて、そうだったんだ…と泣きそうになった。跡部さんにとってのターニングポイントとなった話を聞けるとは。
すると「えらい感傷的やなぁ」と侑士が登場。
足元掬われて代表の座を奪われるなよ、と忠告する跡部。2人のことを「氷帝の太陽と月」と称する先生。近くにいると意外と大変なんやで、という侑士。
なんかもう、この2人の距離感ほんと絶妙だな、と改めて。
侑士はトークに出てきただけで、歌わずに帰ると分かって客席からは「えー!!」という声が飛び交う。

 

☆俺様の美技に酔いな
このイントロがかかった瞬間の会場の歓声の大きさよ。わかるけども。
先生と跡部さんのこの曲は世界掌握できるのでは?
この曲を歌う跡部様見れるのって、…めちゃくちゃ奇跡的なのでは…?原作ビジュアルにCV諏訪部順一さんによるスケスケだぜ…の破壊力は筆舌に尽くし難く皆さんいっせいに雌猫になりました。

私このあともしかしたら「7TH DIRECTION」来るかな?と思ったんですよ。あるいは手塚との「永遠」初披露、とか。後者の可能性結構期待した。テニフェスで新曲お披露目、ってこともこれまであったし。デュエット相手が今回いるならデュエットで来る、と言う思い込みがあって。
そしたら、流れ始めたイントロに、思いっきり頭をぶん殴られた。

 

★氷のエンペラーII
悲鳴、絶叫と言い変えてもいい。
会場が壊れるんじゃないかというくらいの、今日一の客席の声。横にいた友人は膝から崩れ落ちた。私はパニックになって頭が真っ白で、それでもどうにか友人を支えようとしたことだけは覚えてる。
物凄く知ってるイントロだ。だけど、聞こえてくるはずのないメロディーだ。
歌が始まる。普通ならちゃんと悲鳴は止むのに、むしろ悪化した。声を、歌を、ちゃんと聴きたい、この目に焼き付けたい。なのに、理解が追いつかなくて。
あぁ、そうだ、これは「オールテニプリフェスタ」なんだ、唐突に理解した。
原作も、アニメも、ミュージカルも、全部ひっくるめて「オールテニプリ」だ。
言われてた、分かってた、オールテニプリミュージアムのとき、その3つ合わせて「オールテニプリ」なんだって、知ってたはずだったのに。
でも、それでも、これは奇跡なんだ。
何度も思ったことがある。声優さんにテニミュの曲歌って欲しいなーって。でもこれは、単なるオタクの妄想で。
原作絵の跡部様が、アニメの声で、テニミュの曲を、歌っている。願望以上のこたえだ、奇跡だ、夢だ…けど、現実に起きたことなのだ。
脳内で思い描いてたものより、何十倍も、何百倍も、かっこよかった。

しかもですよ、侑士との戦いで「チームでの全国優勝を」と思うようになったという話のあとなんですよこれ。だから、「俺たち 」なんだろうか、ただ1人の跡部景吾ではなく、氷帝を率いる部長・跡部景吾としての「氷のエンペラーII」だったんだろうか。

先生が「オールテニプリフェスタだから、跡部くんに、テニミュの「氷のエンペラーII」を歌って欲しかったんだ」と仰って。先生はファンの需要を見抜きすぎているでしょとその慧眼に戦慄。
主役のリョーマとは違う視点から、君がテニスの王子様を引っ張ってくれたから、今がある、と。
本当にそうだなぁ、って。テニスに触れたことない人だって名前を知ってたりするくらいの。跡部景吾というキャラクターはすごいな、本当に。

もうね、ほんと。もうないって思ったの。これ以上のサプライズはないって。
最高の夢が叶ったって。

次にかかった音に、現れたその人に、私は、またもパニックに陥った。

 

☆KEEP GOING ON!
あれ…この曲…?今回出るはずのないキャラの曲。えっ何で、って思った瞬間にポップアップで出てきた、黒い帽子と黄色いジャージを纏った男。
さっき、今日一だって思ったのに、それと同じくらいの絶叫が響く。
見た瞬間「兼ちゃんだ」って理解して、そんで脳がキャパ超えた。いや、お顔見たらわかるんですよ誰か、だからこそ状況が分からなくなった。
ミュキャスにキャラソン歌って欲しいなーとも、もちろん何度も思ったことはある。けどだって、まさか、ミスター呼ぶなんて思わないじゃないですかーーー!!
ずっとand moreって誰だろうって考えてて、10代目出てきた時になるほど彼らか!!って思って。まさかまだいるなんて誰が思います?
正直、前回の小越リョーマを超えるゲストなんているのかな?と思ってたんだけど、いや、これは想定外というか、ほんと、奇跡というか。
私、2ndからしかリアルタイムで追えてなくて。1stは映像で見ただけで。
だから、まさか、兼ちゃんの真田を生で見れる機会があるなんて、思ってもみなかった。単に兼崎健太郎として出てくれる、とかじゃなくて、真田がいる。卒業してから8年も経ってるのに。彼が当時歌った曲じゃないのに、なんの違和感もなく紛うことなき真田弦一郎だった…。
しかも、それを先生とデュエットなさってて、ここは何処で何年だ、っていつまでも頭が追いつかない。

予想以上のあまりの歓声にびっくりして、出だしうまく歌えなかったーと悔しそうな兼ちゃん。
うわーーごめんなさい!!でもあれで悲鳴あげずにいるのはさすがに無理です!!などと心の中で謝りつつ。
帽子は今日のために作ってもらったらしく、だから「弦一郎」って入ってるのだとか。
あまりにも変わらぬ真田っぷりに、先生が褒めると「ジャージの下はたるんでますよ」「大典さんよりは大丈夫だよ」なんてやりとりに思わず笑ってしまう。
当時も舞台袖とか、ステージ上以外でも真田だったらしいね、と言われて、私語とかもあまりしなかった。とか、
大変だったことは?というのに、ダブルキャストになる中、自分だけが継続で1人、という全立時期のことを話してくれました。
いやもう、何が何だか、ってくらいの最強のサプライズの2連続。
兼ちゃんがはけて、ステージ上には先生が1人、と。
ここでまたまたサプライズ。えっ今度は何!?と思うと画面に「松竹」の文字。映画情報?と思ったら手塚vs跡部戦のOVAの先行上映の特報映像!!当たり前なんだけど、大きな画面で、今の絵柄の手塚vs跡部戦にめっちゃテンションあがって、会場からも沸き起こる歓声。
8月24日から2週間限定上映!!とのことで、福岡でもやらないかなぁと期待してます。

 

その③へつづく