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テニスと芝居とアイドルと

おてふぇす感想④:アンコール~ラスト。そして感謝をこめて。

はい、おてふぇす感想その④です。2週間たって今更、って感じだし、この長さだしで読んでくれる人いたらその人は多分天使かなにか?っていうレベル。

読んでくださってありがとうございます。最後の記事、いきまっす!

 

★ハッピーサマーバレンタイン
アンコール1曲目はこの曲!これは流石にやるだろう、と予測してたので当たってほっとした(笑)なんせこれまで予期せぬことばかり起きてたもんで。この曲もみんなで「大好きー!!」ってコールで叫べて楽しかったなぁ。これは確か完全に先生のソロでした。

もう一度ゲストを呼ぼうか、と再びステージに来る兼ちゃん。先生が兼ちゃんにラケットを手渡す。
はっとして「懐かしい」と言う兼ちゃんに、やっぱ分かるんだね、と先生が。
そのラケットは真田が使っているラケットで、先生がお持ちになっているのは、ライバルの手塚くんのだよ、と。
ラケットを持ったお二人が、あの曲を歌おう!と。

 

☆FGKS
えええまじか?!!まさかのテニミュのあの振りで、ラケットを持って、アンコールでFGKSやってくれるなんて…!!
しかも客席降りまであって、えっこれ最早テニミュじゃん…?!下手側に先生、上手側に兼ちゃんが降りてきて、なので先生をまた近くで拝めました…。
もちろんみんなサビでは叫びました、ええもうそりゃ全力で。
凄いことですよねこれ…、兼ちゃんとFGKSできるなんて今これ何年???
しかもですよ、「ここが俺の原点 」のところは、兼ちゃんのソロで。エモい通り越して、しんどいにもほどがある。

この曲何回くらいやったの?と先生に聞かれ、200回くらいは…と答える兼ちゃんにさすがミスター…となりました。

「やっとおてふぇすらしくなってきたね!」と笑う先生。
…いやこれもうアンコールですよ!?今ですか!?

 

★一人テニプリ★パラダイス
青学ファイオー!
でスクリーンにひょこって現れる青学レギュラーのハニプリver.
勝つのは氷帝では氷帝、と歌詞に合わせて、青学、氷帝立海、比嘉、四天、高校生…とスクリーンに現れていく。
歌の間、スクリーンにずっと初期~新テニのキャラまで、めちゃくちゃたくさんのキャラクターがずっとぴょこぴょこしたり回ったり。不二兄弟や木更津ツインズが並んでたり、学校ごとじゃなくて家族とか、幼馴染とか、とその並びもまたずるくって。
間奏部分の○○パラダイス のとこは学校ごとになってるんだけど、その○○パラダイスのとこで該当校が全員でぴょんってはねるの可愛かったな。そんでどんどんそろっていくの。
そしてこの曲の途中、さらなるとんでもないサプライズが待ち受けていた。

スクリーンの前で先生がしゃがんで。一瞬にして、ステージから消えた。
えっ!?って思った瞬間。スクリーンの中にマイクを持ったハニプリver.の先生が、キャラたちと一緒にぴょこぴょこしていている。
…えっいや、それアリですか!?
キャラが3次元に来てくれてあらゆる媒体が交錯して、ついには先生自らが2次元に…?!
おてふぇすらしくなってきたってこーいうことですか!!??
まさしく「次元を飛び越えろ」を体現なさってるし、「次のステージ」どころか最先端で異次元なステージに行ってるし、
ほんとに「みんなで作り上げてきた一つ一つの夢と現実の最高のパラダイス」じゃん、このライブ!!歌詞との合わせ技まで含めて、ずっるい。

 

☆Love festival
そうだよねやっぱこの曲やるよね!!ここでステージに戻ってくる10代目青学の子達。
腕にはキラキラひらひらした飾りのついたリストバンドかな?つけてて。やっぱこれテニミュのアンコールやん?でも曲ラブフェスやん?と最後まで混乱しつつ。1度見たあとだからか、あるいは以前もテニミュキャストと歌ったこともある曲だからか、ただただテンションマックスに楽しかったし!やっぱtricoloreの時も言ったけど、踊りを本業でもしてる子達が振り付けするとこんな振りになるんやなーってのが可愛いし楽しい。
Cメロ、砂粒みたいな~はにちかリョーマ
ここは多分そういう歌割りになるだろうと思ってたんだけど、この時。小越リョーマに声似てる、って思ったの。tricoloreのときとか、トークの時は考えもしなかったのに。本当に似ていたのか、私の中であの時の記憶とオーバーラップしたのかは分からないけど、ぐっときて泣きそうになっちゃった。
「大人に告ぐ 僕らは決して負けない」って歌う今の、若い10代目青学ってのほんとエモすぎて鳥肌ものでした。

 

10代目がステージから去り、ここで、まさかの先生へのサプライズ!
サプライズタイムがなって、スクリーンに原作絵の千歳が!!
原作ジャージ、千歳に合うサイズがないからXL作ってほしい、とか、幸村ゲームがあるなら、下駄を飛ばして天気を当てる千歳ゲームは?なんて言う千歳。
不意打ちの登場にびっくりしてたら、続いた言葉にまたびっくり。
「少し早いけどもうすぐこの人の誕生日!皆でお祝いしよう」
許斐先生に向けて千歳の合図で、全員で「ハッピーバースデー」と歌うことが出来ました!!すごい…テニス好きな人達と、皆で先生に直接お誕生日おめでとうと言えるなんて!!ありがとう千歳!!
サプライズ返しされちゃった、と笑う先生が可愛かったです。これ先生に内緒でスタッフさんとかが仕込んでたとしたら、ほんとテニスに携わってくれる人達の愛と茶目っ気とサプライズ精神と、それをやり遂げちゃう実行力本当に最高だなーって改めて。突然イベントに飛び入り参加してみたり、LINELIVEで逆電話仕掛けてみたり、最近の声優さん達から先生へのサプライズが凄すぎる!(笑) 

 

テニプリを支えてくれてありがとう
ついに最後の曲です。
えーーー!!って会場から惜しむ声が上がる。もちろん私もえーーって言っちゃったんだけど、今になってよく考えたらアンコールで5曲やってくださってるんですよね。アンコールだけでもボリューム凄すぎる…。
この曲不思議なんですよ、メロディは優しいのに切なくて。ていうかなんで最後がこれなんですか、お礼を言いたいのはこっちですよ先生。感謝してもし足りないのに。今日1日でいくつ幸せもらったんだろう。「この場所であえた奇蹟」を忘れられないのは、まさしく今の私たちの気持ちそのものだな、って。

この時、かな?確か。天井からテニスボール型のバルーン降ってきたんすよ、両手で抱えるくらいの大きさの。そしたら、1階席の中央ら辺の人達が、一生懸命それを、手やペンライトで後ろへ後ろへって送ろうとしてるのが見えた。
ライブでこんな光景、初めて見たかもしれない。大抵銀テープとかこの手の落下物って争奪戦になるじゃないですか。1人で何個も持って帰れる大きさじゃない、ってのもあったかもしれないけど。それにしても、ですよ。
先生がその様子を見て皆優しいね、って仰ってて。今私すごく優しくてあったかい空間にいるんだなぁって思った。

最後の挨拶。先生は「テニスの王子様を、キャラクター達をよろしくお願いします」と深くお辞儀されて。最後まで、あくまでも作品を、キャラ達を、というスタンスで。私もだし、他にもそういう声聞こえたんだけど。「先生!!ありがとうございます!!」って。なんだろう、こういうライブの時ってどうしても感情昂って「ありがとー!!」「大好きー!!」って叫んじゃうんだけど。なんか、「ありがとう」より「ありがとうございます」って言いたい気分だったんだ。

 

トータル2時間40分くらいかな、最高のライブでした、夢のようなライブでした。
でもこれ、夢じゃなくて現実なんですよ。
今でも信じられない。
改めて許斐先生の言葉やスタンス、本当に唯一無二だな、と思うのは。一切嘘がなく、夢を現実にしてしまえるところだと思うんです。

ファンなら、オタクなら、誰もが一度は思い描いて、でも叶わないものだと分かってた夢物語。この僅か2時間40分で、いくつ叶えてもらっただろう?

先生は努力も苦労も隠さない、「魔法みたいに簡単に叶いました」じゃなくて、「たくさんの人の協力があって成し得たこと」だって、その裏にあるものを教えてくれる。
裏側を見せてなお、だからこそ、この夢は、現実なんだと言ってくれる。

「アクターさんがいる、声優さんがいる」という事実を伝えたうえで「だからキャラ達
が今ここに、こうして、漫画の中から飛び出してきてくれたんだ」と。
「オールテニプリフェスタだから」という理由だけで、いろんな垣根を、次元を、時空をこえて。原作もアニメもミュージカルもゲームも、そして過去も未来もひっくるめて、同じ空間に実現させてしまえるんだ、と。
そこにどれほどの壁があったか、なんて。もう幼い子供ではなくなった私は、推し量ることができてしまう。考えてしまう。
けど許斐先生も、声優さんも、ミュのキャストさんも、スタッフさんも、皆。
テニスの王子様愛する人たちを楽しませて、驚かせて、ハッピーに、笑顔にすること」のために。「先生がそうしたいと願うなら」と、ぜーんぶ、実行しちゃうんだなぁ。こんな優しい世界が、素敵な人たちが、あっていいの?ってくらい。

だから、全部、全部信じられる。

大人になってしまった私だって、子供に戻ったみたいに。

「少なくともあの日あの場所で叶った夢は、あの瞬間、全てが現実だった」

 

最高の時間をありがとうございました。

これからを約束してくれて、ありがとうございました。

テニプリっていいな!!!!!

 

(そしてこんなあほみたいに長い記事の最後まで目を通してくださった方、貴重なお時間をつかって読んでくださり、りがとうございました…!)