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テニスと芝居とアイドルと

10→12→11 アンジュルムの未来

今年も今日で終わりですね!!書きかけて放置していた電光石火のブログを今更あげる暴挙に出る。というわけで電光石火メインにアンジュルムに対しての今の私の気持ちを書いてみんとす。ハチャメチャ長い。


ただワクワクしていた電光石火最終公演。パシフィコ横浜での単独2公演、かっさーの凱旋、たけの誕生日!
ライブハウスで見た時から2ヶ月弱たった大阪でのホール。パフォーマンスが段違いに進化していた。だからあれからまた1ヶ月、どんなアンジュルムが見れるんだろう、と。

しかし舞い込んだ新メンバー加入の報。
嘘だろうと思いたかった、なんで今なのかと憤った。私は来年の春、この10人の集大成を、歴代最強のアンジュルムを見届けられるのだと思い込んでいたから。

その日はなかなか眠れなかった。だというのに、昼を過ぎて、あやちょとかっさーから始まり、メンバーみんなのブログを読んでいたら、夜中の鬱屈した憤りはきれいさっぱり、とは行かないまでも、あらかた消えてしまった。
アンジュルムのメンバーの言葉はいつだって信じられる。私が彼女達のことを好きな理由の一つだ。

前日には、今の10人の集大成見届けるぞ!!新メンバーどんな子かな、そんなふうに思えるようになって。
いざツアー昼公演。あやちょの新メンバーを呼び込みます!!という言葉に、(ライブテンションなのもあったとは思うけど)歓声をあげた私には、もうマイナス感情なんて1ミリもなかった。

初々しいふたり。ひとりはまさかのONLY YOUオーディションからだし(かみこ以来の研修なしオーデ組にワクワクしてる)、もうひとりはまさかの北研からのデビュー第一号!!
個人的にアンジュルムの同期関係とか本当に大好きなので、同い年、同郷(北海道)、だがしかしオーデ組と研修生組というふたりに、どんなシンメになるんだともう既にソワソワしてしまっている。

昼は、りなぷー主導のたけバースデーサプライズに、ファン主導のアンコールでのバースデーサプライズ!たけオタの友人と入っていたのでこんな素敵な公演に来れてよかったー!!と喜び合いました。
かっさーの凱旋も、開演前に「ももな、おめでとう!!」って言えたし。アメリカでたけのおいわいする場にもいられたし。卒コンでもない場で大きな箱で青く染った素敵な景色をたけにみせてあげられたし、幸せだったな。

さて、夜。新メンバーの初お披露目は昼に終わっている。あと一公演。10人体制での単独フルサイズのコンサートは、これで最後。
夜は二階席だったから演出も込でしっかり見れるぞ!!見届けるぞ!!と思ってたんだけど。
(ここからツアーの感想にも入ります、ようはめちゃくちゃ長くなる)

開幕時。眩い光に照らされ、乙女の逆襲の始まりのポーズでステージに君臨するアンジュルムを見た時「神々しい……つよい……」しか出てこなかった。
丈の長い裾を華麗に翻し、バッキバキに踊る。多彩な声色が次から次へと飛び出してくる。2曲目の七転び八起き、ダンス面が上着のボタンを外し、まるでマントのようにバサりとたなびき広がるそれを振り乱し踊り出す姿のあまりのかっこよさ。衣装天才か?
かと思えば地球は今日も愛を育むで見せる艶っぽさ………。
出すぎた杭は打たれないでもう馬鹿みたいに煽られてテンションぶち上げて。

MCにくるまで、そのあまりの火力に圧倒された。
これは終盤に…なんならアンコールに至るまでずっと思っていた。全曲コンサートの1曲目に来てもおかしくない楽曲群で、それは楽曲の良さもだけれど彼女達のパフォーマンスの素晴らしさが故なのでは、と。
挨拶、そしてMC後。上を脱いで、披露されるのはミステリーナイト。ここで私はその衣装に感動した。ギラキラとしたスカート部分は色とりどりの照明を反射しミラーボールのように幾重にも色を変えていく。1着の衣装なのに、そう思えないほど。……衣装天才か?!(2度目)
ここからキソクタダシクウツクシクに至るまで、本当に誰を見たらいいのかわからない。ダンスを見たい、演出を見たい…だがしかしモニターに抜かれる彼女達の美しさが、途方もないからそれも見逃せないのだ。中でも今回特にゾクッときたのは、むろとかっさー。表現力、表情の作り込み方があまりにも「正解」だった。これが見たい、をさらに超えた最高。

ここで名前を紹介する映像が入り、ダンスコーナー。昨年の風林火山からダンスコーナーがこうして組み込まれるようになったのだけれど、そろいの赤い中華風の衣装に、剣に、棒術。……いやオタク好きやろこんなん(動揺)天才か?!!(3度目)

さて次。衣装を変えて歌われるのは「忘れてあげる」この曲めちゃくちゃ好きなんですけど、これ全員個々の声色と歌声をとことんまでに堪能できるんですよ。「どういう思いを主軸にすえて歌うのか」で、歌い方や表情がそれぞれ異なっていて、自身の解釈をきちんとパフォーマンスに落とし込んでる姿にグッときた。
初期2期かみこかわむーはどちらかというとその声音にとことんまでに感情をしっかり落とし込むのが上手く、3期かっさーふなっきは表情込で作り込むのが上手いな、と思った。そのバランスが絶妙だなぁと。
ここからしっとり系の聴かせる曲が続く。その美しさに見蕩れ、歌声にうっとりしていたら。
短い煽りのち、I 無双 strongからマナーモードまで畳み掛けてくる!!
つ、つよい。
あまりにも強すぎる。さっきまでの美しい少女達が一瞬にして戦うものに変わる。
そこからのUraha=Loverですよ。甘く可愛く切ない歌声とバキバキに踊るダンスのギャップ。アンジュルムの魅力ガッツリ詰めたこの曲。
そして、友よ。
楽しくって泣けてくる、最後にふさわしい曲。一時期は絶対セトリに入ってるくらいだったので、何気に久々な気がした。そしてここのラストに銀テープが!喜ぶメンバーたちを見て私まで幸せになりました。

さぁ、アンコール!
昼は開演前に「ももな、おかえり!」コール、アンコール前に「タケちゃん、おめでとう!」コール。
夜は「ももな、タケちゃん」コールでした。
そしてお待ちかね!!46億年LOVE!!
もうね。これ体感秒で過ぎた。46億年は秒なんですよ。あまりにも楽しい。楽しすぎる。MV衣装でわーーって登場し、真っ先に飛びだしてくるふなっき、くるくる回るかっさー。後ろの映像もMVのリップショットに寄せていたりと楽しさ満載。客のあまりの沸きように会場揺れたレベル
(そういや物販のところにスフィンクスしれっと居たなぁあのミニチュア売って欲しい)
ラスト、挨拶。
かわむーとふなっきの、後輩が始めてできるんです、という挨拶。かわむーの、後輩が出来るけど自分らしく!のキラキラ感。
ふなっき節のあとに、後輩たちがきっと初めての感情を抱かせてくれるんじゃないかな、と語る姿にグッときて。
多分これは、たくさんの人が言ってると思うんだけど。かっさーの挨拶を聞いた時、アンジュルムは大丈夫だ、って何目線かわからないけど思った。
「新メンバーはなんと私と同い年!そして、早生まれの子がいるから私はもう最年少じゃなくなるんです!!」
声を張っていって。例えばここで寂しい、と続くなら可愛いなってなると思うんだけど「もう最年少っていう肩書きに甘えない、和田さん!頑張ります!」
まっすぐあやちょを見て宣言して、そして
あやちょとハイタッチをする姿。

最年少から、今や中堅どころとなったりかこが「前は私の事可愛いって言ってくれてたのにー!新メンバーにばっか可愛い可愛いって!!」と拗ねるんですよ、なんてネタにしたり。そうすればむろから「前に後輩ができた時に拗ねてた同期がいたなぁと思って」とからかわれたり。
あぁいいなぁアンジュルムって思って。

2期はね、もう本当に。「自分達の味わった苦労を後輩にさせない」というのをサラッとやりこなしてしまう。葛藤とか不安とかをおくびにも出さずにあっけらかんと新メンバー入ることを「楽しみ」であるように語ってくれる。これってめちゃくちゃすごいことだし、そんな2期がいるからこそグループとしてのバランスもめちゃくちゃ良くなる。

あやちょ。
私はあやちょが「同じメンバーでこんなにも長く活動できるのは初めてだ」と嬉しそうに語り、現状維持ではなく高みへ高みへと目指していく姿が大好きで。だからこそ「あやちょの卒業前の新メンバー加入」は、そんなあやちょのアンジュルムでの夢を壊されるんじゃないか、なんて勝手に思ってた。
けどあやちょが「この10人の集大成であると同時に、自分の中にはもう新メンバー2人の存在がある。12人のアンジュルムはもう始まってる」と語るから。

アンジュルムに入る子達は、いっつもこちらがハッとするような想いを口にしてくれる。あっという間に成長して、頼もしくなって。特にあやちょの卒業発表以降、目に見えて他のメンバーの言葉であるとか、パフォーマンスであるとかが変わってきている。

彼女たちははっきりと「今のこの10人は最高だ」とはっきり宣言する。その上で「だからこそ12人になったって大丈夫」と笑って、そして「10人で作り上げた最高は、12人で更新してみせる」と宣言してくれるのだ。

その一方で彼女たちは「今すぐ」という言葉は使わなかった。半年後には12人が大好きって言ってる、とか、12人で超える、とは言っても。
それは、まだまだ複雑な気持ちを抱えていたり、全然受け入れられかったり、いろんな人がいることをきちんと受け止めてくれているようにも思えた。

挨拶が終わって、最後。
タデ食う虫もlike it!
「十人十色 好きなら問題ない!!」

結果的に、このツアーのラストを飾る楽曲として、これしかないなって思わされた。

その後にはアタックNO.1も見に行って。結果ずーっとボロ泣きしていた。あまりにもアンジュルムのみんなの演技…というか、声に乗せた感情に揺さぶられすぎて。原作付きなのに、まるで当て書きかとすら思う配役。ソロorメイン曲での魅せ方、キャラの心境への没入度合いも、どれも素晴らしくて。
青春ものとアンジュルムの合わせ技は本当にやばい。
この舞台を通して、個々更に歌唱力、表現力が上がったように思える。

私にとってラストの10人体制現場。FC限定クリスマスイベント!!
可愛すぎる衣装、楽しすぎるクイズコーナー、パフォーマンスに魅了されすぎたライブコーナー(ペア衣装でのデュエットが最高すぎた……どの組み合わせも衣装もセトリもパーフェクト!!)

これだけ立て続けに今の10人が最高だと思っても、それでも。私は年明けの12人体制にも、あやちょ卒業後の11人体制にも不安がない、楽しみしかない。

だってアンジュルムはいつだって最新が最高を見せつけてくれている。新メンバー2人のパフォーマンスも楽しみだなぁなんて呑気に思ってられる。

あやちょが卒業発表をしたとき、そして新メンバー加入の発表がされたとき。
あまりにもマイナスに感情揺さぶられて、なのに今こんなにも前向きにとらえられている。受け止められている。

たまにやっぱりあやちょがいなくなることへの悲しみに泣きたくなるし揺さぶられるんだけど、未来への悲観は、思い描いていたよりも少ない。

12人になっても、…11人になっても。きっと私はアンジュルムを大好きでいるのだろう。

最後に。
アンジュルム史上最も長く続いた10人体制が私は本当に大好きです。本気で最強のアンジュルムだと思う。パフォーマンスという意味では、風林火山にはじまりクリスマスイベントまで。沢山沢山見てこれてよかった。来年はその大好きに2人も追加される、やっべぇなもっと好きになっちゃうんだろうな。だって加入までの密着動画北海道編~横浜編まで見たら、既に新メンバー2人のことも好きになりかけちゃってんだから。

来年も素敵なアンジュルム、沢山見れますように。
あやちょがハローのアイドルとして作り上げる最高のアンジュルムを、この目に焼き付けていきたいな。