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テニスと芝居とアイドルと

おてふぇす感想①:OP~幸村ゲームまで

6月10日 許斐剛パーフェクトLIVE~一人オールテニプリフェスタ2018~
昼公演行ってまいりましたーーーー!!
最早毎分毎秒全てがサプライズ。いやこれ誇張でもなんでもない。まじです。ガチです。言いたいことがありすぎるからとりあえず書く。
丁寧なレポや詳細なレポは他の方やコミックナタリーさんがあげてくださってるので、私のは本っっ当にただの感想です。語彙力は消失してるし、書いてるうちに記憶はどんどん薄れていく。あるのはただのパッションのみ。

なので、セリフとか歌詞とかは基本的にニュアンスです許してほしい。そしてあほみたいに長い。

 

テニプリFantastic Bazarのテーマ
私この曲から始まるテニフェスみたいな、ってずっと思ってるくらい好きな曲というか、開幕に相応しい曲だと思ってて。
みんなの向かってくる足音から始まって、「さぁやって来たぜeverybody 右も左もprince of tennis好きな人たちが」って歌い出し。まさしくじゃないですか、声優さんたちのやってくるのを今か今かと待ち望む、右も左も前も後ろもテニスの王子様好きな人で埋め尽くされた空間。
だからこのイントロが始まってきたきたきたーー!!って既にテンションMAX。
スクリーンにシルエットが映し出された瞬間客席からは大歓声。すると、スクリーンの反対側にもまたシルエット。ざわつく観客、そしてまたシルエット。んんんん?
前回の豊洲に来た人間(私含め)、円盤で見た人間、あるいはレポを見てる人間、沢山いたと思うんだけど、なんというか、皆一様やなに察しが悪くなってた。キャラたちがまさかド頭から出るなんて思ってなかったから。
これまでのシルエットより小柄、帽子にてをかけるその姿にようやくリョーマ!!ってことは!!ほかのシルエットも!!って気づき始める。
そしてそのシルエットの正体が明らかになり、ものっすごくびびった。
めちゃめちゃ動揺した。ぜ、全員立ち姿が違う!!動きが違う!?!?
なんせ前回の豊洲では、モーションキャプチャのアクターさんは2名。だからラストの方で3、4名ずつで出てきた時は、全く同じ動きをするキャラがいた。なのに今回は本当に一人一人違って、だから、ほんとに彼らがそこにいた。
そして飛び出てくる先生。歌はなし、なんだけどダンスに決めポーズに、もう圧倒的かっこよさ。そしてあれだけのメンツと並んで遜色のない先生のスタイルの良さ。この時点では今回初登場な永四郎と侑士は登場してませんでした。

 

★future
Fantastic Bazarは音だけで歌われなかったので、実質1曲目。そして、そして、リョーマと先生のデュエット。
この時点で、1つ目の疑問が吹っ飛ばされた。
「前回の1人テニプリフェスタで、先生が作詞作曲に携わった曲や先生名義の曲あらかたやってるけど、今回何歌うんだろ?」と開幕前まで思っていた。
Twitterでも先生は今回に関してはセトリを匂わせることもなく。だからまったく読めなくて。
「アニメテニスの王子様の本当に最初の始まり」を1曲目に主人公と作者が歌う。
しかも場所はパシフィコ横浜。10年前に100曲マラソンが行われた場所。あの時の始まりもfutureだった。
こんなエモいことありますか???あまりにも出来すぎた始まりに、もはや放心状態。
曲が終わり、先生から「今回の選曲はキャラが自分で歌いたいものを選んだから、ここからはそれもお楽しみにね」と。
越前リョーマがfutureをえらんだ……?泣く以外にないのでは…?
(あとになってリョーマが選んだのは別の曲だったと分かるんだけど、この時点では分からなかった)

ここで幸村がまさかの登場。リョーマや先生と会話し始める。リョーマは、前回先生の五感奪いかけたらしいっすね、と幸村をからかう。
前回は確か、手塚と跡部以外でキャラ同士の会話はなかったような気がするので、なんかもう既にキャパオーバー。頂上決戦コンビが!目の前で会話してる!!?
すると、先生が「2人で歌ったらどうか」とステージから去り。
頭が真っ白になった。
私は「許斐先生のライブにきた」という感覚でいた。だから前回同様に先生のソロ、あるいは先生とキャラのデュエットでライブが進行されてくんだと思ってた。
違った、キャラ同士の、デュエット。
ライブ序盤でステージ上から先生がはけて、キャラだけになるなんて一体誰が予想出来た?

 

☆last game
キャラ同士のデュエットってだけでもやばいのに、それのトップバッターがまさかのこの曲。客席のどよめき、悲鳴、歓声。
私は「こんなの聞いてない!!!!」って泣きそうになりながら思った。
信じられますか、目の前でリョーマと幸村がlast gameを歌う光景が見られるなんてこと。
なんかもう今回のライブ、全部が全部予想外で想定外で夢みたいで、ただただ心が震えた記憶しかなくて。細かいとことか、あんまり思い出せない。
「ボウヤと歌えてよかった」と幸村が言った。
あの全国決勝の全てを昇華して、今や日本代表として同じ土俵に立ち、世界の舞台で戦わんとする2人が歌うこの曲を、聞けてよかった。

 

★夢の続き~夢の続きII
これは先生とのデュエット。基本的に1曲先生とデュエット、キャラ同士のデュエットのセットでライブは構成されてました。
どんなときも立海の皆と共にテニスをしてきた、幸村の想いを歌ったもの、と言われ。流れ始めた夢の続きのイントロに、どうしてぐっとこずにいられよう。
夢の続きが短めで終わって、あれ?と思った。その前の曲は割としっかりやってくれたような、…なんて思っていたら。
――手を伸ばし、追いかけた
まさかの夢の続きIIが始まる。蜃気楼のとこコールできたの楽しかったなぁ。
そういえばこれ幸村が上ハモ歌ってたような気がしなくもない、んだけどもしかしてどれも再レコーディングされてたりするんだろうか。でもfutureは声高かった気がする、どうなんだろう。すでに記憶があやふや。
この2つをメドレーにするのが夢だったと語った幸村。たしかこれ、幸村のソロライブの時さちんが言ってたような。そしてそれは幸村にとっても夢で、今回幸村自身も叶えることが出来たんだなぁって、嬉しくなった。このあとにブン太が登場し、「先生に迷惑をかけないようにね」なんて軽く声をかけて去っていきました。

 

☆one two three it's all right!
アイドル。完全にアイドルだこれ。煽りもあって、がっつり踊ってて。ステージングが完璧すぎる。丸井ブン太はジャニーズなのでは?(錯覚)
もうとにかく楽しい!!みんなの前で、先生と一緒に、ブン太はこれを歌いたかったんだな、と思うとなんだろうな。楽しいってだけじゃなくて元気になれた。ブン太の言ってた通りだなぁ。そして、こんな夢のようなライブで「夢を夢のままで終わらせるつもりは最初からないんだよ」って歌ってくれるんですよ、ずるい。

ここで、先生「新テニで君とダブルスを組んだ彼がいかだで駆けつけてくれてる、みんなで呼んでみよう」と。
会場からは「木手さん!!」「永四郎!!」と各々に呼ぶ大きな声があがる。
すると、物凄く耳馴染みのあるイントロが聞こえてきた。
えっあれ、この、イントロって、え?
あまりにも自然に流れたからスルーしかけて、いやちょっとまてよ、と思いとどまる。
そしたら、「南の島から来た刺客~」と永四郎が口ずさみながら登場した。
まってくれ、これはテニミュの曲だ。今のこの場所でこのタイミングで流れてくる曲じゃない!!
客席も「あれ、これ、んん?えっ…?」ってザワザワしてた。みんな多分、理解出来なかったんだと思う。
えっ、夢?まじ?原作絵の永四郎に新垣樽助さんの声帯がついててテニミュの曲を口ずさんでる……?現実???
あ、でも樽さんミュの方言監修とかしてるしありなのか…?なんて訳の分からない納得の仕方をしてみたりして。
なんかずっと、理解追いつかなくて、あれ??って首をかしげていた。


今思えば、この時点での私は「おてふぇす」って言葉の意味、ちゃんと分かってなかったんだ。

 

★side by side
一緒に歌おうと誘いかけるブン太に、物好きですねぇと言いながら乗る永四郎。イントロにのせて二人ともエアギター。いや永四郎めちゃくちゃノリノリじゃん!!
記憶違いだったらあれだけど、テニフェスの時に樽さんと直純さんやってた振りの再現というか、そんな感じの振り付けで。ワンダーキャッスルのとこ、かなり沸いた。改めて思うんですけど、2人の色の対照的さ、ライブでデュエットで見るとほんとはまるというか、
いやもうめちゃくちゃかっこよかった。
しかも最後のガムのやり取りを生で!キャラがするのを!見れる!!セリフとしてしゃべる、っていうより本当に自然なやり取りとして。最高すぎやしませんか。

 

☆CHU-BA-FIGHTER
他校と馴れ合うつもりはありませんが、と前置きし(いやめっちゃさっきデュエット!してたやん!!というツッコミはさておき)
今回比嘉の他のメンバーはいないけれどこの曲で、と語り出して。
おっ、これは、あの曲くるな!?と察した。そしたら案の定!!スモーク焚かれて、ヒール感全開!
選曲にめちゃくちゃぶちあがると同時に、この曲ほかのメンバーの声がっつりだけどどうすんだろ?永四郎があいひゃー!とか言うのかな、とか呑気なこと思ってた私は、突如スクリーンに映し出された比嘉の〝他6名〟の原作絵に、またもやどでかいサプライズをくらった。
比嘉皆の声が、ちゃんと聞こえてくる…しかも原作絵で全員出てる……。特にアニメと原作でビジュアルの変わった新垣くん。原作絵にアニメの声、これは夢?この演出はほかのキャラの時には無くて、永四郎のチームへの想いを感じて(だってこの選曲したの永四郎ですよ)泣いた。比嘉全員集合してのはいでぇ!比嘉中!!はダメです。ずるい。

永四郎が今回俺以外にもゲストを呼んだそうですね、と言った時「and more 」の話か?!とがたついたけど、侑士のことでした。侑士が登場して永四郎を「えらいノリノリやったなぁ」とからかうと「あなたもそうなりますよ」と永四郎が。2人で「ならへん」「なります」の押し問答してて笑ったし、永四郎ライブ楽しんでるんだなぁ、とか中学生っぽいな、とか嬉しくなった。

 

★銀の剣
うわ、侑士ここでこの曲チョイスなんだ…!!となんか感動して、まさかこの曲侑士として歌うの聞けるなんて………ほんと、ほんとかっこいい……。イントロなった瞬間びっくり。これを先生と歌いたかったんだ、って。最近の曲じゃなくて、初期の。だけど、侑士の芯のかっこよさが見れる曲。
先生にはだいぶ低めのキーだったようで、先生の珍しい低音聞けたのもラッキーでした!!!さっきの永四郎とのやり取りは振りかな??とか思ってたけど(だから振り切れた曲来てノリノリだったりすんのかな、と思ってた)
ほんときっちりしっかりかっこよく決めてくれちゃって、なんだよもう!!

さて、ここで問題です。侑士がデュエットしてるのって、岳人とか謙也とか、今回いないメンツばかり。じゃあどうするんだろ。と思ったら。
「もう一曲歌いたい曲がある、ここには丁度半分揃ってる」と侑士が。この言葉で察したし、湧いたし。
なによりこれデュエット縛りじゃないんだ!?って衝撃。だめだ、また予測が立たなくなったぞと戦々恐々するハメに。ようやく流れ掴めてきたぞと気持ちに余裕できたとこだったのに!!そしてやっぱりお前もノリノリになるんじゃないか!!

 

☆メガネ☆セブン
皆例のピカピカメガネつけてたんですけど!そしてなんと先生も!!
今思えばあれどういう技術なんですかね…?この一曲のためにピカピカメガネをキャラにもつけたの凄すぎませんかね…?
いやもうこれまさかまた聞けると思ってなかったし、まさかのキャラでだし、メガネつけてるし!!
しかも最後の7を描く振り付けで7の字のエフェクトあって、個々で色違った気がする(メンバーカラーだったかまでは覚えてない)。これまたできるとは思わなくて楽しかったなー!!
あとこの曲のラップ部分大好きなので、永四郎がラップやるのを生で見れるとは……すごい……って感動してた。
もう既にここまででめちゃくちゃ楽しくて最高でかなりテンション高かったし、ずっと興奮してたんだけど。
ある程度の理性を保ってられたのは、ここまでだった。

大好きな曲のイントロがかかる。けれどそれを歌うには、今日いるメンバーじゃかなり人数が足りない。どういうことだろう、と思ったのもつかの間。ステージに飛び出してきた鮮やかな9つの青。

 

★tricolore
私、3rdは全然追ってなくてですね。ただ今どの公演をやってるか、 くらいは周りから入ってくるので、ドリライがこないだ終わって、全氷控えてるってことは知ってて。
あれ?今公演期間中じゃないなら、and moreって現役のミュキャスなんじゃ?みたいなことを開演前に話してたりはしたんですけども。
まさか、この曲を9人でやるとは思ってなかった。最初すぐには理解できなくて、そんで本音を言うとちょっと戸惑った、んだけど。
すごい眩しかったんですよ、10代目の子達。多分、ホームのようでホームでない、彼らを見に来たわけではない人達の前で(なんせ大半の人間は、先生とVRキャラと、それから声優さんがでることまでくらいしか想定できてなかったと思うし、ミュには手を出してない人だっていただろう中で)、アニメのキャラソンを歌う。
まだ人前でのパフォーマンスが2度目の彼らにとって、相当のプレッシャーじゃないはずが無いのに。そんなの関係ないってくらい笑顔でキラキラして眩しくて。そしたらなんかただ単純に「テニミュキャストがキャラソン!!夢みたい!!」ってドキドキした。
tricoloreにダンスがつくとこんな感じになるんだ!!って驚きもあって、
大好きな曲を新鮮な気持ちでワクワクしながら見れた。新青学ならではのフレッシュさも、なんかほんと可愛くて。
「永い航海は続いてく きっと ずっと この旗のもと」
ずーっと、あの青学の旗のもとに、原作があって、アニメがあって、それからミュの青学は初代から数えて9代まで、バトン繋いで15年。そうして、新たな航海に挑もうとする10代目が今ここにいる。
たしかにこの場で歌うのは、「DEPARTURES」より「tricolore」だなぁ、ってなんかものすごく、グッときた。
歌が終わって「先生!おてふぇす、あ、違うおてみゅ!開催おめでとうございます!」
って訂正した結果思いっきり間違えたにちかくん、とても可愛かったです。

ここでなんかいろんな思いで感慨深さに浸ってたらさぁ!!幸村くん!!あなたって人は!!!!

 

☆幸村ゲーム
突如流れる「Smile」。そして現れる幸村くん。察するしかありません。先生もこれだけはTwitterでちらっと仰ってましたからね!!
そう、幸村ゲームです。曲がかかった時点で速攻できてたジャージを脱ぎにかかった私。前のお姉さま方も察したんでしょう、いそいそと着てたジャージを脱いでおりました。いきなり流れぶった切って爽やかに現れる神の子幸村精市、好きです。
「みんな知ってる、今話題のあのゲームをやろう」
幸村ゲームの説明をうけ、(先生も立海ジャージで参加!)、「皆ジャージか上着を肩にかけてね、ない人は心のジャージで参加してね」という幸村くんに「神の子やさしい…」って感動した、ところで。
聞いたことないレベルの大声量で「皆の衆ーーー!汝のジャージ羽織うたかーー!!」って叫ぶ幸村くん。いやあれはびびる。ずるい。そして笑う。いや原作通りなんですよなんですけど!生で聞く破壊力!!
1回目:「向こうに入らんか!!」の真田のポーズ。会場中が中腰で、(流石に下に寝そべるのは無理)手を伸ばすシュールな光景にじわじわきつつ。
2回目:亜久津の独特すぎる立ち方。
2回目までクリアした人は幸村ゲームマスターの称号が貰えるようですやったね!
残念ながら(一回目でだったかな)落としてしまった先生に幸村くんが動きが悪すぎるよ(セリフあってる自信が全くない)的なこといったとき、いやもうメタ視点で申し訳ないんですけど、「会話の流れ自然すぎるすごい」とか思ったんですね。
そしたらですよ、幸村くんがいきなり「皆に感想聞いてみようかな」と。 多分会場全員の上に「!?」って浮かんでた。先生が1人を指名して、(あ、先生がインタビュ―する形式なんですね、と思った、ら。)
幸村くんが「名前は?」と。そのお客さんが答えると「○○ちゃんっていうんだね」
…………はい?今幸村くんが、名前呼んだ……? えっ、いやこれいるじゃん。本当にこの場にいて、会話してるじゃん。
会場大困惑のち大興奮ですよこんなの。
信じられます?キャラとファンとの生の会話が、目の前で繰り広げられるこの光景。しかもですね、リアルな話をするならこれ中の人がその場で声当ててる筈なんです。なのに昼公演ではステージに上がることはなく、名前も出さず。だから本当に、最後まで、あの時ファンとリアルタイムの会話してくれたのは幸村くん、ってなるんですよ。夢を夢のままにしててくれる。最高。
2人目にあてられたお姉さんは感極まってうまく喋れず、会場中から「頑張ってー!!」の声援。暖かすぎる空間でした。
当たった2名とも立海ジャージを着た方だったので、本当によかったなぁおめでとうございます…!!と思いました。
そして、前回のライブで先生とSmileを歌った幸村くん。幸村くんがSmileになれるといいね、と先生が仰ってたことを思い出し、あぁ楽しそうでよかったなぁ幸村くん、ってなんだかうるっとしてしまった。

 

その②へ続く