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テニスと芝居とアイドルと

なにわ男子と演技仕事

2021年7月28日のデビュー発表から今日で丸二年!本日はおめでたい728の日だ。

その時にめちゃくちゃ浮かれ倒して大喜びでブログを書いた。これです。

 

channelog.hatenablog.com

 

で、この中でデビューしたら叶うであろうあれやこれやに思いを馳せてたんですが、その中に「メンバー主演ドラマの主題歌タイアップが増えていくかも!」とか言ってたんですよ。

ただこう、こんなにも早く沢山この願いが叶うとは思ってなかったんですよね、正直。ていうかそれ以前に、メンバーの演技仕事がこんなにも沢山みられるなんて!という嬉しい誤算が、ありがたいことにこの2年ずっと続いている。

私はなにわ男子の個々の演技仕事を結成から今に至るまで個人的趣味でまとめてるんですが、やっぱりというかなんというか、結成後~デビュー前までのJr.期は、西畑くんとみっちーが圧倒的に出演作品数は多い。

グループ結成前から個人での演技仕事をいくつも経験していた二人で、「センターとエース」「グループの顔役であり入り口」というポジションで行くんだろうな、と。デビューが決まってからも、ひとまずは顔役(特にみっちー)から売り込んで、他の面々も適材適所に機を見て、という感じで売り出していくのかなと思っていた。

デビュー前は事務所の錚々たる先輩方と多数共演し、デビュー曲が主演ドラマ主題歌、夢だった5代目金田一就任に恋愛映画主演。

みっちーに関していえばまさしくTHEジャニーズな売り出し方だ。

更に、

・Jr.時代から培われてきたコメント力トーク力で、ナビゲーターやMCの仕事をつかみ取ってきた西畑くん

・食べることが好きで料理上手、その上愛嬌たっぷりな大橋くんはバラエティに引っ張りだこ

オリックスだけじゃなく野球全般に関わる仕事がどんどん舞い込んでくる丈くん

・ファッションや海外サッカー好きを公言した結果、それらに関する仕事が増え始めた謙杜

・メイクへの関心を発信していたりゅちぇは、ついにはジャニーズ初のコスメプロデュース

・持ち前のルックスを活かし、メンズ誌でのモデル起用が増えてきた恭平

と、他のメンバーも既に、好きや強みを個人仕事に活かしまくっている。顔役のみっちーがいて、他のメンバーは機を見て適材適所に売り出して……って流れになるのかなぁと思っていたとさっきも書いたんですけど。デビュー2年目にして、もうある程度その土台ができてるんですよね。

しかも凄いことに、同じスポーツのくくりでも野球とサッカーで違うし、ファッションとメイクもアプローチが全く違うし、ルックスの方向性が違うから恭平がピナバタと競合しているわけでもない。番宣以外で呼ばれるバラエティの方向性も、それぞれの特性に合わせてちょっとずつ異なる。

なにわ男子って7人もいるのに、グループ内でパイの奪い合いをすることなく、それぞれに自分の強みを発揮できるフィールドがある。一度与えられた仕事を次につなげるのもめちゃくちゃにうまい。それは、自分の次の仕事につなげるってのも勿論だけど、他のメンバーに繋がる仕事だったりもするから更にすごい。バラエティとか特にね、誰かが一度単発で呼ばれたと思ったら、次々と他のメンバーが呼ばれるようになったりとか。

だから、多種多様な界隈への訴求力をそれぞれが持っていて、個人が異なるフィールドで獲得する知名度や好感度が、今度はグループに還元されていくわけじゃないですか。改めて考えても、最高の布陣だなぁこのグループ。

 

タイトルにも書いている通り、私が書きたいのって「なにわ男子と演技仕事」についてなんですよ。

さっき結成後からデビューまでの演技仕事量は西畑くんとみっちーがダントツという話をしたんですが、じゃあデビュー後はどうか?っていうと、結構混戦してくる。作品数でいけば西畑くんが1位で7作品。……7作品!?すごいな。

そして次点にはみっちー、そして驚くことに謙杜が並んで6作品!りゅちぇが5作品。丈くんが4作品、大橋くんが3作品、恭平が2作品。並べたら恭平が少なく見えるかもしれないんですが、そもそもデビューから丸2年と経ってないのに、7人全員に2作品以上の演技仕事があるということ自体すごくない?(ちなみにこれは全部放送日/公開日基準なので、撮影時期にはJr.だった作品も含んでます)

だってグループ全体で見れば、デビュー後の演技仕事の出演本数、単発ドラマ出演作が4作品、連ドラ出演作は17作品、映画出演作は11作品ですからね。計32作品(あくまで作品数なので、消し好きは1カウント)。改めて数字にすると凄い作品数だな……?ちなみにこれ、一番放映(公開)開始が遅いものでも10月なので、デビューからたった2年の間に放映(公開)される作品数ですよ。びっくり。そりゃ映画館に行く頻度あがるはずだわ。

その上、

・西畑くん「忌怪島(映画)」「ノッキンオン・ロックドドア(ドラマ)」

・りゅちぇ「彼女、お借りします(ドラマ)」「紅さすライフ(ドラマ)」

・謙杜「HOMESTAY(映画)」

・みっちー「消えた初恋(ドラマ)」「金田一少年の事件簿(ドラマ)」「今夜、世界からこの恋が消えても(映画)」「虹色のチョーク(ドラマ)」

・恭平「なのに、千輝くんが甘すぎる。(映画)」

・丈くん「シンガロング!(ドラマ)」

・大橋くん「消しゴムをくれた女子を好きになった。(ドラマ)」

 

上に挙げている通り、全員が一度は映像作品で主演をはっている。繰り返しますが、デビューして丸2年経たないうちにですよ。

そしてこのうち7作品で、なにわ男子が主題歌を担当している。

そう、主題歌。ジャニーズといえば、シングル表題曲は高確率で何かしらのタイアップがつく。CMソングやスポーツ関係のテーマソング、それからドラマや映画、アニメの主題歌……etc.

中でもドラマや映画の主題歌を担当するときって、メンバーの誰かしらかが主演を務めるときが多いじゃないですか。

私は、主演するメンバーが、主題歌楽曲で歌い出しやCメロ、落ちサビとか、そういう「ここぞ!」ってパートでソロを歌い上げる楽曲が本当に大好きなんですよ。主題歌タイアップってやっぱり、その作品とリンクした楽曲になるわけで、その主題歌の要となる部分を主人公(の演者)が歌い上げることによって、一層曲と作品の結びつきが強くなってグッとくる。単に○○くんセンター曲っていう以上の楽曲の楽しみ方ができるじゃないですか。

これやれるのって、音楽活動も主役級の演技仕事もがっつりやるジャニーズだからこそですよね。改めて思うけど、すごいなジャニーズ。

ただ、そもそも映像系の演技仕事が全員にあること自体が当たり前じゃない。ジャニーズの個人仕事分野って、ドラマや映画、舞台、バラエティ、モデル、CM、キャスター、MC、執筆業……etc.と本当に様々あるわけで。映像系の演技仕事が一番いいとかそういう話では全くないんだけど。個人仕事とグループ仕事の両方を一気に楽しめる主演作品×主題歌が決まると、一粒で二度おいしいっていうか、やっぱめちゃくちゃに嬉しい。

それに私、シングルの表題曲でセンターが毎度のように変わるタイプのグループが好きなんですよね。楽曲の幅も大きく広がるし、センターが変わることに付随して、シンメやユニゾンの組み合わせも当然変わる。あ、私このコンビ(トリオ)のユニゾン好きだな、とか新たな発見が毎回あるの、楽しくないですか?

楽曲によってセンターが変わるタイプのグループだっていうのは、Jr.の頃からオリジナル曲の歌割だったり、本人達のインタビューだったりで見えていた部分ではある。ただ、主演×センター曲の主題歌タイアップがグループ全員巡ってくるかってのはまた話が別だ。

でもやっぱりオタクは強欲なので、「7人それぞれの主演タイアップ、いつかは見たいなぁ。そんなグループになったらいいなぁ」なんて夢を見ていたりする。まあほら、夢を見るだけなら自由でしょう。

ところがだ。蓋を開けてみたら、デビュー早々に全員が全員、個人での映像分野の演技仕事があって、全員少なくとも1作品は主演をやっている。そして既に5/7は主題歌タイアップ経験済みだ。

……あれ?もしかして、私の夢って現実になる可能性結構ある?

いやね、このブログ本当は千輝くんを見に行った直後に書き始めてたブログなんですよ。スぺキスがエンドロールで流れたときの感動を書きたくて書き始めたといっても過言ではない。まあ結局うまくまとまらずに728の日の今日になってしまったわけですが。

 

千輝くんの本編がめちゃくちゃ良かったってのは大前提なんだけど、ラストシーンからのエンドロールが始まって、恭平ソロかつアカペラ状態での歌い出しの「Special Kiss」を聴いた瞬間、涙が出てきたんですよね。なにわ男子初の映画主題歌だからっていうこともあるけど、物語が終わって、その物語とドンピシャに合う主題歌が、主演の恭平の声で始まるっていう最強の掛け合わせを浴びたらもうこんなん泣くでしょ。

なにわ男子のデビューがきまる前を思い出してみてください。あの頃、想像してました?なにわ男子初の映画主題歌が恭平初主演映画(それも念願の少女漫画原作の恋愛もの!)になる未来なんて!

当時、なにわ男子の他の面々に比べれば個人仕事は少なめだったことや、自分が足を引っ張ってるからデビューできないんじゃないかと不安を抱えていただと語っていたことだとか、デビュー発表で誰よりも赤ちゃんみたいに泣き崩れてた姿だとかを思い出すともう感慨深いどころの話じゃない。未来ってこんなにも明るくて眩しかったんだな……。

当時そう思ったこと。そして、この流れでほかのメンバーの主演タイアップの夢かなっていく未来を見たいなぁなんて思ったからです。書きたかった理由。

この文章を書いていた時には忌怪島主演の発表はされていたけれど、これまでの清水監督作品的に主題歌はないだろうなと思っていました。だからまさか私がブログを書けずにもだもだしている間に、自担(西畑くん)の主演ドラマが決まって、その主題歌タイアップまで決まるなんて思ってもみませんでした……。嬉しすぎる……。

西畑くん、バイプレーヤーとしての振る舞いもめちゃくちゃいいから主演がくる、しかもタイアップつくような作品っていうのは、いつか見たいと思いつつ数年はかなわないことも覚悟していました。だから本当にうれしい。ついに明日からだ……!

なんせ当初は3月に書いてたんですこれ。

そこから4か月の間にもめちゃくちゃ出演作の情報解禁があったし、なんら今日の今日みっちーのドラマ情報解禁されましたからね?!?うれしすぎますよ本当に。

 

個人としての演技仕事が、グループとしての楽曲リリースにつながる。

タイアップってその作品に合わせるからこそ、7者7様の作品に出るたびに、違ったなにわ男子の色が見られる。

本当に毎年最高の夏が更新されていく。2021年、彼らの夢がかなったあの日から。こうやって最高の夏を更新していく彼らをずっと応援していきたいな。